①建築士をめざしたきっかけ
祖父が経営するネジ工場で幼いころからものづくりをしている人に接していたのが大きいと思います。そういった中で、物心がつくころに、自宅を建替えている大工さんに憧れ、のちに設計という職業を知り、自分で建物を設計したいと思い、建築士を目指しました。
②講師になったきっかけ
自分の師事していた先生が大学などで講師をしていた影響が大きいと思います。建築士として独立し設計事務所を設立したころに、少しでも自分の経験を、若い世代に伝えられることができるのではないかという思いで、講師を始めました。
③授業で心がけていること
担当する科目について、伝えなくてはならないことはもちろん伝えた上でですが、できる限り、この授業は何のために必要なのか、実務上での考え方や使い方など、机上だけの勉学にならないように伝えることを心がけています。
④学生に求めること
就職活動や資格の取得等いろいろと大変だと思いますが、社会に出る前に学生のうちにできることを考えて実行してもらえればと思います。やりたいことがある人はその目標にむけて、やりたいことが見つからない人は、やりたいことまたは向いていることを見つけてもらえればと思います。
⑤進学先決定のポイント
将来になりたい職業に対し、適している進学先かがまず一番かと思います。建築士の資格を取るのであれば、受験資格が取れるかどうかなどの確認も必要です。そして、卒業後の就職がしやすい進学先なのか、また、学校の雰囲気などが自分にあっているのかなどもポイントです。